大正時代のリアルな日常風景や、袖使いなどの丁寧な衣装の描き方は、さすが「活撃 刀剣乱舞」や「Fate」シリーズを手がけてきた制作スタジオ。特に戦闘シーンでは、音と独特なカメラワークによって武器の魅力が引き出され、かなりの迫力とその中に美しさを出しています。

「鬼滅の刃」第1話冒頭。積もる雪に付けられていく足跡とその音は、見始めた私に、実写なのではと疑わせるほどリアルでした。この物語は、主人公・竈門炭治郎の家族が鬼に襲われ、唯一生き残った妹・禰豆子も鬼と化すところから始まります。鬼化した妹を人に戻したい。明るく優しいながらも鬼を狩ることを決意する炭治郎が少しずつ成長していく姿には、誰しも胸が熱くなるでしょう。各キャラは凄く気になって、サイトに検索してみれば、いっぱい鬼滅の刃コスプレ衣装を出てきますので、一度着試してほしいなあ～

アニメーションとは何枚もの絵をつなぐことで生まれ、そこへさまざまな演出・表現技法が加わり完成します。「鬼滅の刃」という作品は、中でも「音」へのこだわりが強い作品です。

この作品は、映像に合わせて毎話BGM等を制作するフィルムスコアリングという手法をとり、常に音楽と映像がシンクロしています。すでに出来上がった音楽を映像に当てはめるのではなく、出来上がった映像に合う音楽がつけられていくため、登場人物の心情をよりリアルに絵と音で感じることができます。

















実写版「AKIRA」